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身体の変化を感じる能力は、症状の根本改善に必要な事を知ってますか?
こんにちは
整体&パーソナルトレーニングで身体を根本から改善する
新宿 おくがわ整体院の 奥川洋二です。
さて、当院では施術前と施術後にお客様の動きをチェックします。
主に「前屈」「後屈」「左右側屈」「左右回旋」といった基本的な重心移動を見る事が多いですが
その際になるべく私からは余計な口出しをしないようにしています。
理由は自分で言うのも何ですが…結構奥が深いのです(笑)。
大体動きのチェックをしていると、お客さんは
「あぁ、この先生は動きが良くなったか?どうか?見ているんだ」
と思うでしょうね…半分正解で半分間違いです。
動きが良くなったか?どうか?も見ていますが、それと同じくらいに”お客さんの自分の身体の変化に気づく能力”も見ています。
なぜって?
それでは、分かりやすい例え話を出しましょう
当院では時折アスリートの施術を行う事があります。
私はとてもラッキーな事に世界トップレベルの選手を縁があって数名見た事があるのですが
そういう人達は身体の変化に気づく能力が尋常じゃないくらいに高いのです!
例えば…施術中に何も本人には告げずに肋骨の調整をしている時に「今〇番目の肋骨が動いたね!」と言ったアスリートがいました。
よく野球のイチロー選手やスピードスケートの清水宏保選手など、超一流のアスリートが「筋線維の一本まで指示してマッサージを受ける」と言いますが
そういう感覚が本当にあるんですよね。
で、そのような人たちは当然なんですけど
身体が良くなるというポジティブな変化だけでなく、身体が悪くなるというネガティブな変化も細かく分かる訳なんです。
つまりはコンディションが悪くなってもすぐ分かる訳です。
整体を受けても次の日にはすぐ元に戻ってしまうという話はよく聞きますよね?
その理由としては「施術の内容」も当然あります。
しかし、お客様の変化を感じる能力もとても大切です。
極端な例ですが…超一流のアスリートはちょっとした悪い変化にも気づく訳です。
そうなると…
・椅子に座っていて首が少し凝って気づく人
・首がカチコチになるまで気づかない人
ではどうでしょうか?
少し凝っただけで気づく人は、少し凝ったと思ったらすぐ姿勢を変えて、事なきを得るでしょう。
カチカチになるまで気づかない人は、カチコチで手遅れになってから姿勢を変えたりする訳なので、疲れは蓄積してドンドンたまってしまいます。
なので、施術効果を持続させるためにも。
また、症状を根本改善させるためにも、お客様が動きの変化を感じる能力がどれくらいあるか?をチェックする事はとても大切なんです。
ここまで読んで
「変化を感じる能力が無い場合はどうするの?」
と思われる方もいらっしゃると思います。
実はこれは訓練方法があるのです。
アスリートなどは結構実施している人がいると思います。
実際に私が見たことある超一流アスリートの一人は実践してました。
もちろん、おくがわ整体院では整体施術の中にも、エクササイズの中にも、その訓練を盛り込んでおります!
このような感覚訓練を取り入れている整体院やパーソナルトレーニングジムはまだ少ないので
今回の記事を読んで「あれ?私も思い当たる節があるぞ!」と思った方や興味を持った方は是非ご来院してお試しください。