ブログBLOG

  • 肩こり
呼吸の質を高めて、肩こり、首こりを予防する②
こんにちは
腰痛 肩こり 首こり など不定愁訴の根本からの改善を目指す!
東京 新宿 おくがわ整体院 院長 奥川洋二です。

さて、前回の呼吸の質を高めて、肩こり、首こりを予防する①

では、体幹(胴体)の前側の筋肉を呼吸を使って緩める事によって呼吸の質を高めて
肩こり 首こり を改善するというエクササイズを紹介いたしました。

呼吸は一日に約2万回行っていると言われています。
質の悪い呼吸を繰り返すと呼吸補助筋と言われる、首や肩周りの筋肉に無意識に負担が掛かってしまい
肩こり 首こり の原因になる事もあるという話でした。

しかし、逆に考えますと…
呼吸の質を高めますと「無意識」に首や肩周りの筋肉の負担が減り、疲れが減少して
肩こり 首こり が改善するかもしれないと言い換える事も出来ます。

無意識に、という事は努力感なく肩こり 首こり が改善していく訳ですから
これはラッキーではないでしょうか?

さて、今回の内容に入っていきたいと思いますが…

私たちは呼吸の際に「ラジオ体操」の深呼吸をイメージするのか?胸を開く動作が息を深く吸う時の動きと思っている節があります…

それは間違いではないのですが、100点満点の正解でもないのです。

理想的には息を吸った時には体幹部分は「前」「後ろ」「横」と全てが膨らむ動きがあると良いと言われています。

先のラジオ体操のイメージからか?前が膨らむ動きは多くの方が問題無いのですが、後ろが膨らむ方は非常に少ないです。

「声楽」「ボイストレーニング」や「管楽器」などを行っている方は「後ろ」が吸気時に膨らむ事の重要性を知っている方が多いですが、そうでない方でその重要性を知っている方は少ないです。

という事で、今回は体幹(胴体)の後ろを吸気によって膨らむ動きを改善するエクササイズをご紹介します。

①まず、実施前の状況チェックで楽な姿勢で呼吸をしてみます。この時に呼吸の入る感覚(深さ、身体の広がり、楽さ)をチェックします。
②続いて、身体の前で両手を組み、腕でボールを抱えるように「輪っか」を作り、軽くおへそを覗き込むようにして丸まります。


画像は座っていますが、立っていても、座っていても、寝転がっていても、大丈夫です。
この姿勢だと胸が縮まっていますので、呼吸をすると背中側が膨らみやすくなっています。
*後ろから見た画像


③背中が広がる感覚を味わいながら呼吸を1分ほど繰り返して下さい。*余裕のある方は息を吸うときも吐く時も背中を広げるイメージで行うと更に効果がアップします。(相反神経支)

④最初とおなじように呼吸の感覚をチェックしてください。

呼吸が楽に、深く、出来るようになっていたり、身体の後ろ側が膨らむ感覚が出ているなら大成功です!

前回の前側を緩める呼吸と合わせて交互に行うと更に効果的ですよ!(スローリバーサル)

今回も最後まで読んでいただき、誠にありがとございました!

おくがわ整体院 制作の「姿勢評価」と「体幹トレーニング」のプロ並みの知識、技術が学べる教材です↓



03-6805-9343
お問い合わせ