【整形外科テスト法】上腕二頭筋長頭腱炎
上腕二頭筋長頭腱炎は
結節間溝部での圧痛を伴う肩の痛みの慢性的な状態である
この上腕骨頭上面の溝が結節間溝部である
長頭は関節窩の上方関節唇から出て側面を通り、上腕骨頭上面の結節間溝部で90°曲がる
(画像はイメージです)
ここが患部となっている部分である。
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症状
・肩 前部の痛み
・結節間溝 触診時の痛み
・自動的、他動的な肘の屈曲、伸展における痛み
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単独の上腕二頭筋長頭腱炎の場合
他動的可動域の制限がない
しかし多くの場合
・周囲の関節包の滑膜炎
・癒着性関節包炎
・結節間溝部の骨増殖体(骨棘)
・回旋筋腱板断裂
等の病変を伴う
整形外科的検査法
以下に3つの検査法を記載する
◯スピードテスト
○リップマンテスト
○ギルクレスト徴候
次回のblogで、1つ目にあるスピードテストについて詳しく説明します。